超簡単!外反母趾の痛みを解消するツボ押しセルフケアのご紹介
「立っているだけでも足の指が痛い」
「楽しいはずのショッピングが足が痛くて台無し」
などの経験はありませんか?このブログを見ているという事は少なからず足の指の痛みを抱えている方だと思います。
このブログを見ることで、自分の足がどのような状態でどのように外反母趾を解消していけばいいのかのセルフケアをご紹介しています。ぜひ読んですぐに実践してしてみましょう。
そもそも外反母趾って何?
外反母趾は多くの人が悩んでいることが多い症状が「足の痛み」と「足の変形」です。
足の親指が人差し指に向かって「くの字」に曲がり、親指のつけ根の関節が内側に飛び出します。
その足の変形がひどくなると、靴に当たって炎症を起こし歩くのもままならない状態となり、生活に支障をきたす、仕事にも影響してしまうことになります。
もともと一日中靴を履く習慣がなかった日本ではあまり見られなかった外反母趾ですが、近年では、仕事で革靴を履くことが多くなり、特に女性は高いヒールを一日中履いて長時間立っていたり、歩いていたりする事が多くなっています。
特に横幅の狭い靴を履くと親指が人差し指側に強く圧迫され、外反母趾の直接的な原因となります。また、同時に小指が親指側に圧迫される、内反小趾(ないはんしょうし)という症状も同時に発症する場合があります。
他の原因としては、足の指の周りにある足指を動かすための細かい筋肉が弱くなることにより、体重を支える足の内側のアーチが低下し、結果として親指周囲の靱帯が緩んでしまう事になります。
足の中にある細かい筋肉の衰えは外反母趾だけでなく扁平足の原因にもなり、これら双方の問題を抱える方も多くいらっしゃいます。
外反母趾かな?とおもったら!
外反母趾の進行具合のチェック項目
可逆期(代償期):親指の外反が、靴を脱ぐ、マッサージした場合にもとに戻る状態
拘縮期(非代償期):関節の炎症が起こり靭帯などが固まってもとに戻らない状態
進行期(悪期):外反が自然に進行し、立っているだけでより外に曲がって行く状態
終末期:親指が他の指に重なり、親指の関節が脱臼したような状態
一般的な対処方法としては、ヒールがなく幅の広いペタンコな靴を履くようにする、足の指の周りにある筋肉をほぐす、足の筋肉を動かして鍛える事を習慣的に行うことなどが挙げられます。また、普段履くことが多い靴にインソール(靴の中に入れる靴底)を挿入することも最近は主流になっています。
外反母趾の症状を軽減・予防可能なツボ
・三陰交(さんいんこう)
足の三つの経絡(脾経、腎経、肝経)が 交わるところ。
(ツボのとり方)
内くるぶしのいちばん高いところに小指をおき、
指幅4本そろえて、人さし指があたっているところが三陰交です。
(三陰交の働き)
足くびにかかるバランスの重要ポイント。カラダのバランスをととのえる。
・大都、太白(だいと・たいはく)
(ツボのとり方)
足の親指を曲げてできるシワの親指側が大都。かかとよりが太白です
(大都・太白の働き)
外反母趾は消化機能の低下が原因。胃腸をととのえる体質改善のツボ。
・湧泉(ゆうせん)
(ツボのとり方)
湧泉は短母趾屈筋と母趾内転筋の間に存在するツボです。
かかとの中央から薬指と方向へ押していくと溝で止まる所が湧泉です。
(湧泉の働き)
親指が外側に引っ張られることを防ぐ働きをするツボ。
以上のツボを毎日、時間がある時に押すと外反母趾に効果的です。
特に、三陰交は名前の通り、足の内側の3つのツボの流れが交わるところで、体のバランス、体重を支える重要なツボになります。
変形が気になる方の、セルフケアの仕方
外反母趾は、足の指の変形と痛みが主な症状です。
人によっては、痛みだけの方や変形だけの方もいます。
よくあるのが、「靴を履くと痛い」、「変形で靴が入らない」という悩みです。
あなたはこんな悩みをお持ちではないですか?
ここで自宅でのケアの仕方を紹介します。
1、タオルを使った指の運動
まずタオルを用意して、2つ折にして床に敷きます。
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そして、タオルの角に足の指を乗せます。
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タオルを足の方へ引き寄せるように指を動かします。
↓
タオルが全部足の方に巻けたら終わりです。
※最初は、足が上手く使えないので、タオルを引き寄せる練習から行いましょう!
(毎日、朝と夜の2回行うのがベストです。)
2、足の指の間のマッサージ
外反母趾は足の指の間にある骨間筋が硬くなっていることが多いです。
この筋肉が硬くなることで、足の柔軟性が悪くなり外反母趾、偏平足がひどくなります。
足の指と指の間を上下から挟んで、ゆっくり押していきます。
あまり力は入れず、痛気持ちいい感じがベストです。
特に、親指と人差し指・薬指と小指の間が硬くなっていることが多いので、念入りにしてください。
ある程度、痛みが取れて柔くなったら終わりです。
まとめ
外反母趾・内反小趾は今では多くの方が悩んでいる症状です。
ヒールを履いて仕事されている方や、長時間歩く・立っていることが多い方は外反母趾になりやすいです。
私、もしかしたら外反母趾かもしれない?足の指が痛い・変形している?
と思ったら、早めに治療をしないと治りが遅くなります。
上記の進行具合と自分の足の状態を確認して、今の状態を知りましょう。
ツボとケアの仕方を載せていますので、何か分からないことがあればいつでもご連絡くださいね!
※お客様の声はあくまで個人の体験談であり、得られる結果には個人差があります。