長期化する足底筋膜炎を3倍速く解消する!? 自宅でできる簡単テクニック
「痛っ!」 朝起きたときの一歩目が一番痛いと誰もが言われる足底筋膜炎。 治癒までの期間が1ヶ月くらいから長い人では10年くらい続いている人もいます。
歩いたり、立ったりの日常動作をする上で足の裏を使いますので、痛みを伴った状態だと日常生活に支障をきたしてしまいます。
足底筋膜炎を患っている方の半数が間違った方法でケアをして、余計に痛みがひどくなったりするケースがありますので、今回は足底筋膜炎の正しいケア方法をご紹介していきましょう。
なぜ間違ったケアをしてしまうのか
足底筋膜炎で悩んでいる方の半数以上は間違ったケアをしていることがほとんどです。一般の方は足底筋膜炎という疾患を知りませんし、痛みが出ても対処法が揉んだり、冷やしたりするくらいの知識しかありません。たとえば・・・。
■足裏をゴリゴリ押す
■氷で冷やす
■足裏だけのストレッチ
■シップを貼る
これらの処置をすることで一時的には気持ちよくて効果がありそうに思えますが、実は治療期間を長くしてしまいます。
今はネットが発達しているので検索をしているので昔に比べると不安は少なくなってきています。今この文章を読んでいるあなたはその一人でしょうからね。
ではどのようにして今ある痛みを取るかという話をしていきましょう。
足底筋膜炎の特効セルフケアー
まずふくらはぎからしっかり伸ばすストレッチ
クリームを使ったマッサージ
お手持ちのハンドクリームを足に塗ります。
親指で強すぎない程度にマッサージをしていきます。一本線を描くようにマッサージをします。このとき注意したいのか、かかと付近を強くマッサージしてしまうと悪化することがあるのでその辺は避けるようにしましょう。
くるぶし付近をやわらかくしていきます。
くるぶしから踵(かかと)アキレスけんまでをしっかりクリームを使って指で圧をかけてマッサージしていきます。
圧の強さは少し痛いくらいでもいいのですが、マッサージをしながら様子をみて強さを決めてください。
アキレス腱を伸ばす
足底筋膜炎にはアキレス腱をしっかり伸ばすことが効果的ですが、アキレス腱はストレッチとこのようにアキレス腱を直接摘まんで足首を上下に動かしてください。
上手くやるコツは左の足だったら右手でアキレス腱を摘まみます。
右の足なら左手でアキレス腱を摘まんであげて足首を上下に動かすと効果的です。
足だけ調整してもだめ。実は別の部分も重要!
私の患者さんで足底筋膜炎を患っている30代の女性がいました。その方は、整形外科で「体外衝撃波」という機械をつかった治療をされました。下の写真を見ていただくとわかると思いますが、ちょっとゴツくて怖い感じもありますが、その機械は2012年から保険が適用になってから足底筋膜炎の方は特に利用しやすくなりました。
体外衝撃波について
https://style.nikkei.com/article/DGXNASFK17011_X10C14A6000000
しかし、その患者さんは足底筋膜炎の症状が緩和することはなかったと言われていました。しかも、症状が以前より激しくなってしまったとのことです。その方の身体を検査していくと以上に首が硬かったので首の筋膜調整を試みました。
するとまもなくして、足の痛みが軽減したのです。これは患者さんも驚いていました。しかしこのようなことは整体の世界では良くあることです。人間の体には筋膜と言って全身をボディースーツのように覆われています。詳しくはこちらを→https://ekimae-kotsuban.com/geninfumei-youtsuu
セルフケアと筋膜を意識した調整が最短で回復する
ここまででケア方法から筋膜について簡単にご紹介していきました。足底筋膜炎はひどい方だと立っているだけでもひどい痛みがあり、車いすを使って移動しているという方もいるくらい悪化すると日常生活に支障をきたしてしまいます。これを見ている方はそこまでない方のほうが多いかと思いますが、放っておくとどんどん悪化していきますのでここに記載しているケアを実践してみてください。
2週間毎日ケアして、それでも痛みが取れないという場合は是非骨盤王国までご来院ください。お待ちしています!
※お客様の声はあくまで個人の体験談であり、得られる結果には個人差があります。