どこに行っても改善しない、長年患っている頚椎ヘルニアは筋膜を調整すれば9割は回復する!
皆さんこんにちは!骨盤王国 博多駅前店 院長の石井です。
手や指がしびれたり、振るえがでてどんどんひどくなる、首が思うように動かないなどの症状は頚椎ヘルニアの代表的な症状です。
数日前に頚椎ヘルニアで20年患っている男性の調整をしたんですが、その方は、整形外科や整骨院をはじめ、鍼灸、マッサージなどさまざまな施術を受けるも、根本的に改善しないということでした。
皆さんの中にも同じような方がいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は頚椎ヘルニアの根本改善法をご紹介します。
このような症状で困っていませんか?
✅手の痺れ、指の痺れがある。
✅手が震える
✅首の稼動域が狭い
✅首を動かすと痛みが出る
✅肩が常にこっている
✅排尿・排便のコントロールができないことがある
このような症状があり、スポーツや肉体労働をしている方は、スポーツをあきらめたり、仕事を続けることでヘルニアが悪化するのでほかの仕事に変えないといけないと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ヘルニアが原因で痛みや痺れが出ているわけではない
「えっ!?」と思った方も多いと思いますが、ヘルニアというのは、ズレた背骨・頚椎にあるいは飛び出した椎間板によって、神経が挟まれる→痛みが出るという感じで説明されます。
日本の医療現場においてよく使われる病名です。腰痛で病院に行き、レントゲンで薄くなっている椎間板が見つかると、かなり高い確率でヘルニアと診断されます。
私が学生時代に整形学の教科書にもヘルニアが原因で神経圧迫で痛みが出るという記述があるくらい今でもヘルニアが原因で痛みが出るという理屈が量産されています。
ヘルニアが痛みの原因ではないという事例として、カナダで大規模実験がありました。
研究チームは、すでに椎間板ヘルニアと診断された強い腰下肢痛を
訴える患者46名と、年齢、性別、職業などを一致させた健常者46名
の腰部椎間板をMRIで撮影した結果、健常者の76パーセントに
椎間板ヘルニアが見つかったのです。
この結果から
ヘルニア≠痛み ということが言えます。
あの有名人も誤診で苦しんだ!?
アメリカ合衆国35代大統領 ジョン・F・ケネディーも実は腰痛で苦しんだ人の一人でした。
テレビや聴衆の面前では元気でさわやかなイメージがありますが、実は腰痛で苦しんでいたようです。妻のジャクリーンは交際期間中は松葉杖をついている時間のほうが長かったと・・・。もちろんアメリカ大統領ですから、最高の医療を受けることが出来るわけですが、ヘルニアの手術をするも一向に腰痛は改善されなかったのです。
しかし、手術ではなく筋肉の調整で大幅に腰痛は改善されました。
なぜ筋膜を調整することで頚椎・腰椎ヘルニアも大幅な改善が見込めるのか!?
以前は、筋肉や骨を調整、投薬など、場合によっては手術をしていましたが、それでも限界がありました。
なぜかと言うと、人の体はそれだけで構成されていません。靭帯や血管、神経、内臓など人を構成するものがあり、以前の治療法は骨か筋肉でした。
そもそも、痛みが出るという事は血流が低下し、栄養や酸素が組織に行き渡らないためにそれを知らせるために痛み物質を出して私たちに教えてくれている重要なサインなんです。
長時間パソコンに向かう、いつも同じ側でバックを背負う、あるいは長期間ダンスなどで激しい首の動きをする…。ちょっとした癖でも365日、何年も続ければ負担の集中する部位が生じ、そこに疲労がたまります。結果筋肉は硬くなり体の組織を包んでいる体内の膜、「筋膜」にもねじれや縮み、癒着といった現象が起こるのです。
筋膜については下記を参照してください。
https://ekimae-kotsuban.com/geninfumei-youtsuu
筋膜は全身につながっている
筋膜についてのリンクを見て頂けましたでしょうか?筋膜についてこれからもっと理解を深めていきましょう。
筋膜は一枚の膜のようなものです。ですから、どこかに異常が生じれば必ず別の部位が引き連れて、痛みや不調などを引き起こす原因になります。さらに体の動きと関連して強く影響しあう部位もあり、筋膜同士のつながりが関係する関連痛と呼ばれる痛みを発生させます。
例えば方から背中にかけて広がる僧帽筋を覆う筋膜に小さな塊が出来ると筋膜を伝って頭痛を起こします。あるいはお尻の筋膜にできると足がしびれることも。
頚椎ヘルニアのための筋膜ストレッチを紹介
筋膜の重要性をご理解いただけたでしょうか?それでは、筋膜ストレッチをご紹介していくのですが、その前にルールがあるので簡単に説明していきます。
圧のかけ方
筋膜リリースのターゲットは筋肉ではなく、それを包みつつ周囲の筋肉や内部組織まで覆いつくす薄い筋膜です。なのでできるだけ広い面積を伸ばすことが必要です。また適度な圧力で押さえる刺激を加えるのが効果的です。「伸ばしながら圧をかけるという2つの要素の組み合わせたアプローチをします。
強さ加減
力任せに強く押しこんだりするのはNG。筋線維や軟部組織を傷つけてしまい、「揉み返し」が起きます。また、体は強い刺激を感じると防御本能が働き、無意識にその部位に力が入ります。これは逆効果ですね!
10秒圧迫を2セット繰り返す。
筋膜は、体の表層だけではなく、深部まで張り巡らされているため、体の表面だけでなく奥深くリリースすることが必要です。1セットの10秒で固くなった表面を、2セット目で、深層のねじれや固まった筋膜まで刺激が浸透しやすくなります。
やればやるほど効果は高まり、体の奥深くに隠れていた不調の根本的な原因にまで浸透します。そして、将来出てくるかもしれない痛みや不調の芽を摘み取ってくれます!しかもたったの5分ほどで完了します。
胸鎖乳突筋と斜角筋の調整法をご紹介します。首側面に痛みがある方に有効です。
~斜角筋~ 圧迫時に痛むほど硬くなっている人も多い
①背筋を伸ばしたまま首尾右横に倒す
②左耳の下、頭蓋骨のふちあたりに右手の人差し指、中指、薬指の腹を当てる
③首の巣日を一番感じられる位置に指を当て、圧迫しながらリリース
④首の真ん中、鎖骨の上の渕あたり、と指の位置をずらし斜角筋全体を圧迫する。反対側も同様に
それでも痛みが残る場合は…。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。この筋膜リリースを毎日三回はしてください。それをすることで必ず体に変化が出てくることでしょう。
しかし、それをやっても一向に変わらないという事でしたら、頭蓋骨や胸椎の歪み、内臓疲労などの別の部位の問題も隠れているかもしれません。そのような場合は施術が必要になりますので一番に骨盤王国までお越しください!いつでもお待ちしております。
※お客様の声はあくまで個人の体験談であり、得られる結果には個人差があります。