大腿骨頚部骨折の後遺症を楽にするために!

大腿骨頚部骨折の後遺症を楽にするために!

大腿骨頚部骨折は、日本において年間10数万人が受傷し、特に高齢層の女性に多く見られます。

大腿骨頚部骨折を契機に後遺症が残ってしまい、歩行が不自由になり、寝たきりになる可能性もある深刻なもので、高齢化の進む日本においては社会問題となっています。

あなたは次のような事で悩んでいませんか?

✅少しでも生活の質をあげたい
✅不自然な歩行による体の痛み
✅寝たきりの予防

天神足改善センターでは、大腿骨頚部骨折後の後遺症に悩むあなたや、あなたのご家族が、日常生活での支障を少しでも減らしていただけるよう、全力でサポートしていきます!

大腿骨頚部骨折の後遺症とは?

大腿骨の構造と働き

まずは、大腿骨についてお話をします。

大腿骨(だいたいこつ)は、体重を支えたり、歩いたりするのに重要な役割を持っています。

足の付け根から膝までの骨で、人間の骨の中で最も長く、およそ40cmあります。

骨の上端を骨頭といい、骨盤の一部の骨(寛骨)と連結して股関節を形成します。
下端は、膝関節の形成をしています。

大腿骨頚部(だいたいこつけいぶ)とは、骨頭のすぐ下のくびれた曲がった部分のことを指し、大きな外力を受け止めている部位になります。

大腿骨頚部骨折とは?

大腿骨頚部に起きる骨折のことを指します。

足の付け根に激しい痛みが生じ、歩行困難、歩行不能を伴います。

日本整形外科学会が行った調査によると、大腿骨頚部骨折の受傷原因の第一位は、歩行中や立位時などでの「立った高さからの転倒」です。

つまり、比較的強い外力を受けずとも骨折が起きてしまうということ。

高齢層の女性が圧倒的に多く発症しており、その主たる理由は、骨の強度が弱くなる「骨粗しょう症」が原因です。

医学的な分類

●大腿骨頚部内側骨折〜股関節の中で折れる場合を指し、関節内は血液循環が悪いために骨のつき(骨癒合)が得られにくいのが特徴。

●大腿骨頚部外側骨折〜股関節の外で折れる場合を指し、骨癒合は得られやすいが、内出血がひどく、全身の状態にまで影響が大きく出るのが特徴。

症状は?

内側骨折よりも外側骨折の方が症状は激しくでます。

外側骨折では骨折したところからの内出血がかなりひどく、早くに適切な処置を行わないと貧血が進み危険な状態になる可能性があるので注意が必要です。

内側か外側か、また程度によって骨折直後は痛みを訴えなかったり、立ち上がったり歩いたりすることが可能なこともあり、早期発見が遅れる場合があります。

また脚の付け根ではなく膝が痛くなることもあります。

痴呆のある方の場合、気づかれないこともあるので注意を必要とします。

後遺症は?

大腿骨頚部骨折は単に骨が折れたというだけでは終わらず、その後に様々な問題を引き起こしかねません。

受傷後、寝たきりの状態でいるために起こる可能性が高いもの

○褥瘡(床ずれ)
○尿路感染症
○肺炎
○痴呆など

●体を動かさないために起こるもの

○関節拘縮
○筋力低下
◎上記を理由に歩行困難

統計では、受傷者の実に約3分の1が、手術をしたとしても、受傷前と比べ1ランク歩行レベルが低下するとされています。

自力歩行困難、または、介助付での歩行になることは、その後の人生において深刻です。

医療機関での治療

●大腿骨頚部骨折に対して

○手術療法

特に高齢者の場合、全身状態を検討した上で手術によって、早期に痛みをとり、早い段階で体重をかけられるようにすることを目的に行われます。

○保存療法

次の2つに当てはまる場合は保存療法を行います。

①内側骨折で骨のずれが少なく、比較的若い場合〜骨癒合の可能性が高く、寝たきりが長期続いても問題がない場合に判断されますが、リスクもあるため慎重に検討されます。

②全身の状態が悪い場合〜手術や全身麻酔を施すには、本人身体状態に左右されるほどとても負担の大きい治療となります。

やむを得ず、安静を保ち痛みの軽減や骨癒合を待つことになります。

ただし、寝たきりになる可能性は高まってしまいます。

●後遺症に対して

○リハビリ〜関節拘縮や筋力トレーニングを、その状態に合わせて行います。

○車椅子や杖の使用〜歩行機能の回復状態に合わせ車椅子の使用、杖・歩行器の使用をします。

天神足改善センターでのアプローチ

天神足改善センターでは、あなたの状態や希望に合わせ、当院独自の検査と施術をすることで、全力でサポートさせていただきます!

大腿骨頚部骨折は、外傷の中でも、その後の人生に大きく影響を与える大怪我です。
ほとんどの場合で、後遺症が残り、様々な生活上での支障をきたします。

リハビリを懸命に行っても残ってしまう後遺症に対し、天神足改善センターでは、全身を診ていきます。

なぜ、全身を診ていくのか?

それは、後遺症に対しての体の見方として、大腿骨頚部骨折の部位だけをフォーカスするのでは、問題は解決しないからです。

骨折の受傷時や、その後の痛みをかばう期間、不自然な動きを続けている期間、または動かさずに同じ姿勢を続けている場合、人の体は全身に歪みを呈します。

この歪みがある場合、全身の血液循環は悪くなり続けてしまい、加速的に様々な機能が衰退して生活の質は低下していきます。

例えば、立ち上がりが弱くなっている場合、足の筋力だけにフォーカスしてリハビリをしても、骨盤や脊柱の歪みがあると、そもそもバランスを取ることができないために立ち上がることはできません。

この場合、骨盤や脊柱の歪みを調整して、循環を整え、体のバランスを取り戻せるようにしていきます。

だからこそ、天神足改善センターでは全身を診ていきます!

もちろん、得られる結果には個人差が大きく、限界があるかもしれません。
ですが、少しでも前進ができる場合、希望を捨てずにチャレンジしていくのも一つの選択肢と考えています。

※得られる結果には、個人差があり結果を保証するものではありません。

天神足改善センターの想い

私たち天神足改善センターは、大腿骨頚部骨折の後遺症に悩むあなたや、あなたのご家族が、イキイキとした日常生活を送っていただければと、心より思っています。

是非、私たちにご相談ください!

あなたの笑顔のために、全力でサポートしていきます!